WordPressでブログを始めました。
必要なプラグインを教えてほしいです。
プラグインは種類が多くて何を入れたらいいか迷いますよね。
最低限必要なものに絞りましたのでご紹介します。
WordPressプラグインとは
プラグインとは、「WordPressの機能を拡張するためのツール」です。
WordPressの機能はシンプルに設計されており、ユーザーが必要だと思った機能を
プラグインで追加し、自分が使いやすいようにカスタマイズすることができます。
プラグインで拡張できる機能の例
・お問い合わせフォーム作成
・メールマガジンの配信
・サイトのセキュリティ機能強化
プラグイン導入の注意点
プラグインがユーザーにとって便利なものですが、覚えてほしい注意点が4つあります。
安心・安全に使えるように以下の項目を気をつけましょう。
プラグインを入れすぎない
使用するプラグインは必要最低限にして、不要なプラグインは入れないようにしましょう。
プラグインを導入しすぎると、サイトに悪い影響が出る場合があります。
プラグインの入れすぎで発生するデメリット
・サイトの表示が遅くなる
・プラグイン同士の相性が悪く不具合が起きる
・セキュリティが低下する
WordPressに導入するプラグインの数に基準はありませんが、10個程度にしておくのが
おすすめになります。
信頼できないプラグインを追加しない
有効インストール数が極端に少ないものや、最終更新日が何年も前になっている
プラグインの導入は避けましょう。
プラグインを導入する際は、画像の赤枠のところをチェックしてみてください。
アップデートを定期的に行う
アップデートを行わないとセキュリティが脆弱化したり、プラグインが正常に作動しないと
いった不具合が発生する可能性があります。
プラグインが更新されるとWordPress管理画面の左側メニューに通知されますので
忘れずに更新しましょう。
不要なプラグインは削除する
過去に導入して、現在無効化しているプラグインがあれば削除しましょう。
無効化したプラグインはWordPress内に残っているので、サイトが重たくなったり
セキュリティの問題になる場合があります。
WordPressのサイトヘルス機能でも「停止中のプラグインは攻撃者の標的になります。
プラグインを使用するつもりがなければ、削除を検討してください」と改善をおすすめ
されます。
プラグインの導入手順
プラグインの導入手順を実際の画像を使って説明します。
WordPress管理画面の左側から、「プラグイン」 ⇒ 「新規追加」をクリックし、
画面が切り替わったら、検索窓で追加したいプラグインを探します。
追加したいプラグインを見つけたら、「今すぐインストール」をクリックして
プラグインをインストールします。
インストールが完了すると、先程のボタンが「有効化」に変わりますので
クリックしてプラグインを有効化します。
WordPressのおすすめプラグイン
WordPressでブログを開設したら、最初に導入した方が良いプラグインを8つ紹介します。
どれもブログ運営に必要な機能を備えていますので、早めに導入しましょう。
①Akismet Spam Protection(スパム対策)
②BacWPup(ブログのバックアップ)
③Broken Link Checker(リンク切れ監視)
④Contact Form 7(お問い合わせフォーム作成)
⑤EWWW Image Optimizer(画像圧縮)
⑥SiteGuard WP Plugin(セキュリティ強化)
⑦WP Multibyte Patch(文字化け対策)
⑧XML Sitemap & Google News(サイトマップ作成)
Akismet Spam Protection(スパム対策)
Akismet Spam Protectionはスパム対策のプラグインです。
コメント欄を開放しているとスパムコメントが届くことがあります。
このプラグインを入れておけば、スパムコメントを自動で判別し専用フォルダに
振り分けてくれます。
コメントを手動で削除することもできますが、手間がかかりますので
最初にAkismetの設定をすることをおすすめします。
詳しい使い方はこちらで解説しています。
Akismetの設定方法
BackWPup(ブログのバックアップ)
BackWPupはブログのバックアップを取ってくれるプラグインです。
サーバーの不具合や、テーマ・プラグインのエラーによって、大切なデータが
消失してしまうリスクがあります。そんな万が一の事態に備えて自分で
バックアップを取れたら安心ですよね。
このプラグインは、日時を決め自動バックアップ、手動バックアップのどちらでも
対応可能です。
サーバー側でもバックアップを取ってくれている場合がありますが、心配な方は
BackWPupの導入をおすすめします。
詳しい使い方はこちらで解説しています。
BackWPupの設定方法
Broken Link Checker(リンク切れ監視)
Broken Link Checkerはサイト内のリンク切れをチェックしてくれるプラグインです。
記事が増えてくるとリンク切れの管理が難しくなってきます。ですがリンク切れを放置
してしまうと、SEOの評価が下がる可能性があります。
このプラグインは、インストールすると自動でリンク切れを一括チェックをしてくれるので、作業の手間やリスクを減らすことができます。
Contact Form 7(お問い合わせフォーム作成)
Contact Form 7はお問い合わせフォームを簡単に作ることができるプラグインです。
通常、WordPressにお問い合わせフォームを作ろうとすると専門の知識が必要に
なりますが、Contact Form 7を使えば初心者でも簡単にお問い合わせフォームを
作ることができます。
お問い合わせフォームって必要なの?
ブログ運営でお問い合わせフォームはとても大事です。
・読者から連絡が届く
・企業から案件の依頼が届く
・ブログの信頼性が高まる
・Googleアドセンスの審査に通りやすくなる
サイトを大きくするのに必須になりますので、このプラグインを使用して作成しましょう。
詳しい使い方はこちらで解説しています。
Contact Form 7の設定方法
EWWW Image Optimizer(画像圧縮)
EWWW Image Optimizerは画像を圧縮し、軽量化してくれるプラグインです。
画像のデータが大きいとサイトの表示速度が遅くなります。そして、サイトが重くなると
読者のストレスになり離脱に繋がります。
このプラグインを入れておけば、新しい画像をアップロードするときに自動でサイズを圧縮してくれます。また、すでにアップしている画像も一括で圧縮することができ、非常に便利
ですので導入をおすすめします。
詳しい使い方はこちらで解説しています。
EWWW Image Optimizerの設定方法
SiteGuard WP Plugin(セキュリティ強化)
SiteGuard WP Pluginはサイトのセキュリティを強化してくれるプラグインです。
WordPressのログインURLは、ウェブサイトのURLの末尾に「/wp-login.php」か
「wp-admin」を付けたものになり、ドメインを見れば誰でも簡単にアクセスできて
しまします。このプラグインを使えば、ログインURLを簡単に変更できます。
また、以下のセキュリティ強化が可能になります。
・管理ページのアクセス制限
・画像認証機能設定(ひらがな推奨)
・ログインロック設定(試行回数制限など)
詳しい使い方はこちらで解説しています。
SiteGuard WP Pluginの設定方法
WP Multibyte Patch(文字化け対策)
WP Multibyte Patchは日本語の文字化けに対応してくれるプラグインです。
WordPressは英語圏のソフトウェアのため、日本語で使用すると文字化けや
文字数カウントのエラーが発生したり、全角スペースを使った検索が利用できないと
いった不具合が発生する場合があります。
トラブル防止のため、WP Multibyte Patchをインストールしておくと安心です。
XML Sitemap & Google News(サイトマップ作成)
XML Sitemap & Google Newsは「xmlサイトマップ」を自動で作成してくれる
プラグインです。
「xmlサイトマップ」とはサイト内の構造をGoogleの検索エンジンに伝えるための
ファイルのことです。xmlサイトマップがあることでインデックスを促進できる効果が
期待できるようになります。
このプラグインがあれば、最初にいくつかの設定をするだけで誰でも簡単にxmlサイト
マップが作成できるようになりますので、導入をおすすめします。
詳しい使い方はこちらで解説しています。
XML Sitemap & Google Newsの設定方法
まとめ
この記事ではプラグインの基本情報の解説とおすすめのプラグイン8個を紹介しました。
プラグインは便利ですが、使い方に気をつけなければならない側面もありますので
ご注意ください。
・プラグインはWordPressの機能を拡張するためのツール
・導入しすぎるとサイトに悪影響を与える可能性がある
・セキュリティの注意事項を守って使う
・プラグインは最初に導入し、WordPressの環境を整える